今回のトルコで起きたクーデター(?)未遂事件について考えます。
昨年のG20で、ロシアのプーチン大統領とトルコのエルドアン大統領は大変良好な雰囲気の関係を見せていました。
しかし、その後、2015年11月に突如、トルコ軍機がロシア軍機を撃墜するという事件が起きました。
この件については、プーチン大統領も自制し、エルドアン大統領がロシアに対して謝罪の書簡を送りました。
これで、一見落着かと思いきや、その直後、トルコのイスタンブール空港でのテロが発生しました。
今年に入っても4~5件トルコ国内でテロが発生しています。
その他にも、停戦中だったにも関わらず、ナコノカラバクでは衝突が起き、アゼルバイジャン(新トルコ)とアルメニア(新ロシア)のトルコ・ロシアの代理戦争と言われた地域紛争が起こりました。
ドイツでは、ドイツ連邦議会が突然「第1次大戦中のオスマントルコ帝国によるアルメニア人の虐殺はジェノサイドである」という内容の決議をしました。
そして今回の、一部のトルコ軍によるクーデター未遂事件です。
この事件に関するマスコミの報道は、なぜか「エルドアン大統領の独裁が強化される」とか「トルコによる自作自演ではないか」という方向性の違うもので埋め尽くされています。
いつものごとく、マスコミが何を意図してどこに世論を誘導しようとしているかが、とても分かり易くなっています。
冷静に見ると、何かの意図で、ロシアとトルコが衝突するように誘導していることがわかります。
その意図の発信源は、おそらく、ウクライナ危機をしかけ、ISに裏から資金提供している「何者か」であろうと思われます。
その「何者か」は、大体予想がついていますが、ここでは書きません。
少なくとも戦争を起こして得をする人たちというのは確かでしょう。
もし、今回のクーデターが成功していたら、第三次世界大戦が勃発していたかもしれないとも言われています。
9月のG20の直前の8月には、プーチン大統領とエルドアン大統領の会談が予定されているそうです。
この仕掛けに乗らず、相互理解を深め、両国の平和を維持していただけるよう望みます。