「魚に鰭有り、蟹に足有り。倶に洋に在り。
曾て鰭を以って得と為さんか。足を以って得と為さんか。」
天の意志が地上の万物に何を与え、何を期待しているのか、これを達観することができれば、未だかつて天与に不公平なものは何もないということがわかる。
それによりそれぞれが天から与えられた分をわきまえ、生きる喜びを感じつつ、持てる能力をさらに伸ばし養い、共に棲む世界に貢献するため最善を尽くすようになる。
*「闘戦経ー武士道精神の原点を読み解く」家村和幸 編著(並木書房)