ユーロ円債とは・・・日本国外で取引される円建て債権の総称。EUの通貨単位である「ユーロ」とは関係なく、円ユーロの為替相場に影響されるものではない。トリガーレベルという累積金利(基準金利はロンドン6ヶ月ライボー)が設定してあり、その累積金利に到達すれば、早期に償還され、元本と運用益が得られるしくみ。
例えば、円高が続くと、早期償還が整わず、最悪の場合は、満期まで塩漬け状態を覚悟しなければならない仕組みである。したがって現在の状況は早期償還される材料はないといえる。この6ヶ月円ライボーは、2006年2月頃までは0.1%程度で推移していたが、現在0.4~0.5%程度の推移であり、早期償還のためには0.1%程度の水準に戻る必要がある。
したがって、今後の6ヶ月円ライボーの動向による変動金利が現在の水準が続くようであれば、早期償還は期待できない。

*ライボー・・・London Interbank Offered Rateの略。 ロンドン市場の銀行間取引される、期間6ヶ月の円の貸し出し金利

当初12億円投資されたが、初期に早期償還があり、現在の残高は8億5千万円。発行体と内訳は以下の通り。

①ドイツ復興金融公庫(3債権・20年満期)           3億5千万円  (減債基金・福祉基金・ふるさとづくり基金から)

②ノルウェー地方金融公庫(2債権・20年満期)         3億円     (減債基金・ふるさとづくり基金から)

③ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(1債権・20年満期)  2億円     (財政調整基金から)

なぜ、大切な公金を、このような危険極まりないリスクにさらしてしまったのか。
元本割れしないから、損害は与えていないという理由が通るものではない。
22億円の基金のうちの8億5千万円は、向こう15年間、ないも同然なのである。
続きは②でお話しすることいたします。