「経常収支比率」とは、市町村など地方公共団体において、毎年自由に使える収入に対して、毎年必ずかかってくる経費がどのくらいあるかという比率のことです。式に表すと・・・経常収支比率=(経常経費充当一般財源等)÷(経常一般財源等+減税補てん債+臨時財政対策)×100

簡単に言うと、一般家庭のエンゲル係数みたいなものです。
エンゲル係数とは、家計の中の食費の割合のことです。係数が高ければ高いほど食費以外の嗜好品にお金をかけることができません。
どんなに家計が苦しくても、最低限の食費は毎月かかってきます。

地方公共団体のエンゲル係数が、「経常収支比率」と思ってください。

早島町と近隣市町村の「平成21年度 経常収支比率」を見てみましょう。

早島町 92.3%
岡山市 90.5%
倉敷市 89.8%
総社市 96.3%
矢掛町 86.4%
里庄町 86.9%
和気町 94.6%

この数値が100%だと、エンゲル係数100%と同じで、食費以外にはお金がかけられないということになります。嗜好品は買えません。
ということは、この数値が低いほど、余裕があるということです。

早島町は、県下27市町村中、5番目にこの数値が「高い」のです。

12町村中では、和気町についで、2番目に高くなっています。

ということは、どういうことか・・・・

早島町は、経常的に必要な経費に充てる財源比率が高く、「新たな事業」に充てる財源が「少ない」ということです。

今すぐどうのということはないのですが、場合によっては、財政が安心とばかりは言えません。

今の状態で、「岡山テルサ」を受け入れるということは、当然、この「経常収支比率」も上がってくるわけですから、今よりももっと、新しい事業に財源がまわしにくくなるのです。

「岡山テルサ」受入れによって、大きなお金がかかることで、新たな住民の負担増や、行政サービスの質・量の低下、優先して取り組まなければいけない事業を後回し・・・・などが起こり得ます。

私が懸念しているのは、そこの部分なんです。

皆様は、どう思われますか?