障害者の目線にたった、きめ細やかな、思いやりのある行政。当事者や現場の意見がきちんと反映される行政を目指していかなければなりません。(町内の障がいをお持ちの方からのお手紙を紹介します)■早島公園は、車椅子では通れないまま

今、「高福祉のオアシス都市」という言葉は、虚しい響きを発しています。
前町長は、早島町身体障がい者福祉協会に対して、「皆さんが車椅子で通ることのできる早島公園に整備する。」といわれました。
しかし、私たち障がい者の会が一度も図面を見ることもなく、相談されることもなく工事は進み、広い道が完成しました。
出来上がった道を見ると、急な坂道があり、舗装されておらず、車椅子生活者が利用することができず不便なままです。
前町長をはじめ関係者の方々は、是非車椅子に乗ってあの道を通ってもらいたい。

■障がい者のための施設なのに、障がい者の声が届かない

早島町には、身体・知的・精神の障がい者団体があります。
昨年、待望の3障がい者施設「栴檀(せんだん)の家」が完成しました。しかし、町は2度のワークショップを開くだけで、私たちが図面を見たときは、地鎮祭の直前で、修正の余地はありませんでした。
「栴檀の家」は利用者の気持ちを考えていないところが多く見られます。たとえば、車椅子利用者専用トイレが1つしかない。
駐車場から玄関までの動線に屋根が無い。作業室に手洗い場がないなどです。
健常者には分からない、障がい者にとってはとても重要な施設整備ができていないのです。
そして、専門的なケースワーカーを配置して、3障がいの活動拠点となるべく充実させていかなくてはなりません。
子どもたち、高齢者、障がい者、そして、すべての町民にとって住みよい町こそ、新しい早島町のあるべき姿ではないでしょうか。